会社概要

●中屋平治ってどんなお店だろう?

中屋平治は、水戸市にある創業嘉永元年の鋸鍛冶です。

初代武石平治は、福島県の白河より鋸鍛冶として水戸へ来ました。鋸屋として、屋号、「中屋平治春弘」として嘉永元年(1848年)創業しました。

二代目は、武石辰次郎が跡を継ぐ、水戸にはまだ鋸屋が少なかったのと、玉鋼だけで 作っていたため数が出来ず大変だったとの話。

三代目は、武石八三郎(後に辰次郎を襲名)が幼少の頃、二代目に弟子入り、16才の時、宇都宮の、中屋作次郎の所に弟子入りし19才の時に水戸に帰ります。
昭和の30年代まで茨城県の鋸組合の理事長として活躍。大正3年まで玉鋼、黄紙東郷そして安来鋼と名品を沢山作りました。

四代目は、武石喜八、12才の時学校へ行きながら三代目に弟子入り、大正末より昭和、平成初めまで仕事に従事、黄紙東郷はもちろん安来鋼など切れ味の中屋平治として、戦前は東京はもちろん遠くは台湾まで発送しました。

五代目(現在)、武石好文、 昭和42年に四代目に弟子入り、(46年まで3代目にも習う) 師の基で鋸造りに励む。昭和の終わり頃、替え刃式の鋸が出現により手作り鋸が急速に衰退、新潟の碓氷健吾さんの門をたたき、刃物造りを教えてもらい、まもなく碓氷さんより岩崎重義さんを紹介いただき地金や、鋼、裏の作り方について学び、師として仰ぐ。
新潟県三条市の、包丁組合に入会、現在に至ります。

六代目(現在)、武石 治、平成15年1月より5代目に弟子入り。刃物作りを始めます。同年2月より新潟三条市の吉金刃物製作所に弟子入りし現在に至ります。




■営業品目のご案内

●刃物製造

 当店では のこぎり ,ナイフなどを一から製作しています。実物大の図面等をお送り頂ければ,、あなたの理想のデザイン、重さ、材料で貴方だけの刃物をお作りいたします。当然あなたの手にジャストフィットするようなナイフだってできます。
鋼(青紙・白紙 etc)や地金(和鉄・錬鉄・極軟鋼)など、材料の指定ももちろん可能です。世界でたった一つの自分だけの為の打刃物を手にして見ませんか?
なお、当ホームページに乗っている商品の仕様・デザイン等は改良の為、予告なく変更する場合があります。ご了承くださいますようお願いいたします。


●刃物販売

 当店オリジナルの中屋平治ブランドの鋸、刃物をはじめ、有名メーカーの刃物も取り扱っております。

 ほんの一例を申し上げれば「正本」「ミソノ」「グレステン」などの包丁類、鉋や鑿といった大工道具類、植木鋏や刈込みといった庭師さん向け商品も取り扱っております。当店オリジナルの打刃物は手作りにつき、二つと同じものはありません。直接当店、又は、全国有名刃物店にお問い合わせください。
このサイトに載っていない商品も多数ご覧になれます。ぜひ、ご来店ください。ここでご紹介する商品以外にも多数ご用意しております。


●取り扱い商品一覧

鋸 平鉋 槍鉋 反り鉋 大工鑿 彫刻鑿 彫刻刀 玄翁 その他大工道具、本職用包丁 家庭用包丁
抜き型  厨房・キッチン用品植木鋏 刈込鋏 剪定鋏、洋裁鋏 和鋏
鉈 ナイフ 和式ナイフ 切出小刀 鎌 万能 鍬  天然砥石 人工砥石  /その他


●刃物砥ぎ・修理 鋸目立て

ご自宅でご使用になっている庖丁やお仕事でお使いの刈込みハサミ、裁断用の裁ち鋏、柄が折れてしまった
鍬などの農具等、身の回りの刃物で最近切れが悪くなったものはございませんか?

「鋸の目立て」も、もちろん承ります。当店は目立てにも最高であると自身をもっています。四十枚目の胴付きの目立てなど「本物の技術」が必要なものです。
おかげさまで茨城県下はもちろん、他県からも多くの目立てのご依頼を承っております。昨今は替刃式が多くなってしまいましたが、あなたのお持ちの良い鋸を、最大限に活かす本当の目立てはいかがでしょうか?


その他、各種刃物の修理を承っております。ちょっと変った刃物で修理や研ぎにお困りではないですか。例えば機械刃物など、もしかしたら今までよりずっと早く、お安く研磨できるかもしれませんよ。

「こんな刃物は研いで使えるだろうか?」など、刃物でお困りになっていることはございませんか?当店でお役に立てることがきっとあると思います。
まずはどうぞ、ご連絡くださいませ。